新型コロナウイルス感染症の影響で学校の休校が続いています。世界中の子どもたちが教育を受けることができない状況にあり、学力の低下はもちろん、さまざまな悪影響が考えられます。対面での授業が基本であるため、臨時休校という対応を取らざるを得ませんが、オンライン授業により注目が集まっています。昨年度に成立した政府予算においてGIGA教育構想が採択され、大型の予算がつき、各学校に今年度からパソコンやタブレットが大々的に配付される計画でした。もし、この計画がもっと早期にできあがっていたら、現在の休校の状況においても、eラーニングによる授業が行われ、学力の低下にある程度の歯止めがかかったと考えられます。コンテンツの作成から始めなければなりませんので、軌道に乗せるにはまだまだ時間がかかりそうです。今回の新型コロナウイルス感染症の問題がなかったとしても、ICT機器を有効に活用して、効率的に授業を実施することも可能になります。